雑誌の煽り記事(1993年)

Last Update:04.2.22


1990年中頃より、一時期「国産腕時計ブーム」という時期がありました。
今思えば、「作られたブーム」というような気がしますが、これをきっかけにそれまで「一般の時計愛好者」からは見向きもされなかった
国産腕時計が市場に出回るようになり、「ノスタルジックマーケット」などの各種イベントが開かれ、雑誌にも特集が組まれ、「トンボ本」
をはじめとする専門書も出版されるようになりましたね。
かく言う私も乗せられた一人なのですが、良かったのか?、悪かったのか?

結局のところ、日本人の「舶来品信仰」「ブランド信仰」は現在も継続しており、純粋に良いものであっても海外ブランド物に比較して
低く見られる傾向に有ります。
これは、「国産車」などの自動車愛好家の分野でも同様で、特に一番身近であったはずの「国産大衆車」の末路はみじめなものです。

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