Seikomatic Weekdater
6218-8970/8971 Archive

Original:2004/03/07
Last Update:2014/09/03


製品名:セイコーマチックウィークデーター

キャリバーNo:6218A、B、C(35石)

略称:MAWK

発売開始(セイコー社資料より):1964年9

最古確認個体:1964年4月

最新確認個体:1966年4月

6218グループの初期製品であり、所謂「セイコースタイル」に移行する直前の古き良きセイコースタイル。
文字板12時下に、「コママーク」が付いていた最後の製品。

当時の製品説明(セイコーニュース1964年9月号:新製品紹介)より
セイコーマチックウィークデーター33石が新装なって再登場です。
あらゆる機能がそろってます……自動巻、防水、日付、曜日、秒針規正装置……高級仕上げをほどこした豪華な外装セイコーの代表製品としてどこへ出しても恥しくありません。
日本のお客様はもとより、外国のお客様にも日本の誇る製品として広くおすすめ下さい。          

標準小売価格 SS側 18,000円
       GC側 26,000円

外国のお客様を意識しているのは、同年10月に開催の「東京オリンピック」を目前に控えていたためと思われる。


8970と8971は、外観は同一ながら、ケース、文字板の構成が異なる。
8970は、文字板インデックスと秒目盛り板の位置合わせを風防セット時に行う必要有り。
8971は、文字板と秒目盛り板の位置合わせが容易となるように「ガイド」が設けられている。
これは、工場での製造組立時、また分解修理時に組み易いように改良されたものと思われます。

ケースNo
6218−8970
6218−8971
文字板
文字板と秒目盛り板との位置合わせガイドなし。 文字板と秒目盛り板との位置合わせガイドあり。
ケース形状
(テンションリング付き風防を外した状態)

文字板のガイドと、ケースの切り込みは無い。

ケース内側2時と8時位置に切り欠きあり。

テンションリング付き風防 テンションリングと秒目盛り板が同一パーツで機能を兼ねている。 テンションリングが別パーツとなり、秒目盛り板に文字板との位置合わせ切り込みあり。

文字板のバリエーションと製造年月(注)分布
(2004.3.12現在 検証個体数:24)

文字板No
製造年月

画像

1964
1965
1966
10
11
12
10
11
12
10
11
12
6218-8970TAD
 
 
 
 
 
 
 
       
 
   

(補修部品?)
   
 
                   
6218-8971TAD
         
   
           
 
 
       
 
   
                   
   
 
 
 
 
 
 
 
   
 
(注)製造年月は、確認した個体の裏蓋シリアルNoによる推測に過ぎない。
「裏蓋」、叉は「文字板」自体が後年交換されている個体もあると思われるため。

ケース番号
材質
画像クリックで詳細を表示
6218-8970
SS/SS
1964/6
MADE IN JAPAN 6218-8970TAD
GC/SS
1965/3
MADE IN JAPAN 6218-8970TAD
6218-8971
SS/SS
1964/11
MADE IN JAPAN 6218-8971T
1964/11
JAPAN 6218-8971TAD
1965/2
JAPAN 6218-8971TAD
1966/4
JAPAN 6218-8971TAD
SGP/SS
1965/9
JAPAN 6218-8971TAD
GC/SS
1965/11
JAPAN 6218-8971TAD

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